前回の記事で乳がんを引き起こす原因としてエストロゲンがありましたが、
その他の原因はあるのでしょうか?

実は、乳がんを引き起こす原因として
「飲酒」「肥満」「運動不足」があります。

では、なぜこれらの因子が乳がんを引き起こすのか詳しく紹介します。

今回はお酒について詳しく述べたいと思います。

日本乳癌学会理事長 中村先生によると、
アルコールは乳がんのリスクを高めるということは確実のようです。

それを裏付けるデータとして、国立がん研究センターが行った研究結果があります。

国内で日本各地の40~69歳までの女性約5万人を対象にして
13年間にわたって行われた研究の結果では

「アルコール摂取量が多いほど、乳がんになりやすい」

という結果が出ています。

さらに、

お酒の飲む量が多くなるほど乳がんの発症リスクも確実に高くなるようです。

この傾向は、日本人だけではなく世界的にみても同じような結果が出ているようです。

世界的に権威のある世界がん研究基金(WCRF:World Cancer Research Fund)、
米国がん研究協会(AICR:American Institute for Cancer Research)でも、
アルコールによる乳がんのリスクは「ほぼ確実」と判定されています。

では、

なぜアルコールは乳がんのリスクを高めるのでしょうか?

率直に言いますと、

アルコールが乳がんのリスクを高める明確な理由は分からないようです。

アルコールの量が増えると乳がんの発症リスクが高くなるという研究の結果は出ているのですが、
どのくらいの量のアルコールだとリスクになるのか正確な量までは確定できていないのが現状のようです。

アルコールはまったくダメではなく、ある程度の許容範囲があるようです。

研究ではアルコールの適正な量がでていませんが、一つの目安があるようです。

中村先生によると、

「一般的に、日本酒なら1日1合以内、ビールなら中ジョッキ1杯、
ワインならグラス2杯くらいならリスクは少ない」

と言っています。

ただし、この量も明確な裏付けがあるデータではないです。
あくまでも参考程度にということになっています。

アルコールの量の他にお酒に強い弱いは関係するのでしょうか?

中村先生によれば、アルコールの分解能力が低い
お酒に弱い人の方がリスクが高まる可能性があるようです。

これもあくまでも推測の範囲のようですが、
お酒が弱い人は無理に酒を飲む必要がなさそうです。

お酒を飲んではいけないのではなく、飲む量に気をつける必要があるようです。

お酒にはストレスを解消したりする効果もあるので、
上手にお酒を付き合っていったほうがいいようです。

次回は、お酒以外の原因にあげられた
肥満、運動不足について紹介したいと思います。

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