妊娠中にお薦めのサプリメントその④~ビタミンA~

妊娠中は何かと栄養バランスが崩れやすくなります。

妊娠期、授乳期は子供の成長や発達のために必要な栄養素と
過剰摂取に注意が必要な栄養素があります。
「日本人の食事摂取基準」には妊婦・授乳婦の食事摂取基準の推奨量が紹介されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114401.pdf

いくつかある栄養素の中で重要な栄養素として
鉄、カルシウム、葉酸、ビタミンAがあります。

今回は最後の栄養素ビタミンAについて紹介します。

ビタミンAは主に動物性食品に含まれています。

皮膚や粘膜の正常保持、視力の正常化、
成長や骨の発達などに必要なビタミンです。
また、ビタミンAは脂溶性ビタミンなので体内の蓄積性が高いビタミンです。

高用量のビタミンAを動物に投与した実験で催奇形性が認められていますが、
人においては先天異常の発生頻度は上昇しなかった報告があります。

つまり、摂取が過剰にならなければ
先天異常の発症率が上昇することはないと思われます。

先天異常が発症する最小量は明確にされていませんが、チョコラAの添付文書には
「妊娠3ヶ月以内または妊娠を希望する婦人にビタミンAの補給を目的として
本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は
5000IU/日未満にとどめるなど必要な注意を行う事」と記載されています。

ビタミンAは通常、18~29歳の女性では650μgRAE/日となっていますが、
妊娠初期・中期は+0、後期では+80となっています。

これを見る限り、ビタミンAに関しては積極的に摂る必要はなく、
バランスのとれた食事を心がけるのが重要と思います。

鉄やカルシウムはバランスの良い食事を取っていれば不足することはありませんが、
つわりなどでそれが難しい場合はサプリメントで補った方がいいです。
葉酸の場合は食事だけでは難しいのでサプリメントで400μg/日を補った方がいいです。

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